映画館で見る映画もいいが、上映前に見る試写会も楽しい

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友達のコネで映画祭でみた映画

私は毎夏、映画祭が開かれるスペインの街に住んでいます。友達のお父さんが映画の配給会社のお偉いさんらしくて、友達たちがこの時期になると映画を見に行っていたのを知っていましたが、今までは仕事の都合でいけずじまいでした。今年は休職中ということもあって、その友人のコネでいくつか見に行きました。映画祭自体が、ほぼ初めてでしたので、どういう映画が見られるのかも知りませんでした。二つ、すごく印象に残った映画がありました。一つは韓国映画、もう一つはスウェーデンの映画だったと思います。

韓国映画は、人の欲を描き尽くしたものでした。映画の導入部分は、その強いコントラストには似合わないほどに庶民の日常を描き出していて、その強いコントラストは臭気とか、料理の香りとかを強調しているように見えました。そして、その強いコントラストが語りたかったのが、中盤以降の殺戮シーンだったことは明らかです。スウェーデン映画は、虐待がテーマでした。育児放棄している家庭と、愛に包まれた家庭、外面と内面を象徴的に表現して、最終的に心の中に怪獣を飼っていた人物が暴かれていきます。後者は、愛情を描きながら、映画であることを忘れずに、素晴らしい仕上がりだったと思います。今年の映画祭での、一番インパクトのある映画でした。

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